庭の設計

2020年4月26日 (日)

妖精ケンムンを庭に置く

奄美大島の観光施設、「馬車山村」。この施設の陶芸教室で子どもが作ったオブジェがある。

題材は、奄美大島の妖精「ケンムン」たち。

Photo_20200426202101 

部屋の中に置くより、庭の一角の置いた方がずっとそれらしく見える。

妖精たちの上に咲く白い花はイベリス。

向こうにあるぼんやりとしたモサモサはイワヒバである。

今どき、奄美の観光業界はさぞかし大変なことだろう。

コロナ禍の早期収束と、当地の観光業の再興を願っている。

 

2017年6月22日 (木)

建売住宅の庭を考える その5 フェンスの設置

道路間際にサッシの扉がある場合、目隠しがほしくなる。そこで、植物を生かしたフェンスの設置をしてみた。

見える、といえば見えるが、これだけでも道行く人が気にならない。

下の方には蔓バラを配置、上の方には、ヤマブドウを配置してみた。ヤマブドウといっても、葉を観賞するための園芸種である。

2階から見れば、こんな具合で(フェンスの上から覆い被さる状況)、

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1階から見れば、こんな具合。

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朝顔とか、ゴーヤ、スィートピーなどの選択支もあるが、これらの一年草は一年の内限られた期間しかフェンスを覆うことができない。また、葉が枯れたあとの処分が以外と面倒である。

2016年6月21日 (火)

建売住宅の庭を考える その4 日当たりの悪い裏庭

バックヤード、いやいや大げさ。裏庭?というほどでもなく北側の隙間みたいなものだ。つまり、写真右がお隣の敷地である。

が、強欲に植物を植えてみる。全く北側とはいえ、季節により日が差し込む環境である。

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目下、クサソテツの威勢が良い。このシダは、春の芽生えから初夏が見ごろである。花は咲かないので、若葉を楽しむ。

他に植えたものは、ハラン、エビネ、イモトソウ、ゼンマイ、ヘビイチゴ、フクシア、小型のアジサイ、ベイビーティアーズなど。ただし、手前のクサソテツが大きすぎてほとんど見えないけれど。

土を少しずつ補充しながら、そこに合わせて植物を植え込む。土は主としてプランターに使用したものの再利用である。だから、気長な庭作りである。新しく植えたものを除き、水やりはしない。時どき雑草を抜く程度の管理で済ましている。シダ類が中心なので、害虫の心配もほとんどなしだ。

2016年5月12日 (木)

建売住宅の庭を考える その3 隙間の庭

道路との隙間が空いていたので、活用する。道路沿いの横長のスペースである。

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最初はこんな具合。殺伐としているので、とりあえず落花生(ピーナッツ)を育てたりする(左隅の緑)。右隅からすこしずつ地中のがれきを除去、量販店で用土を購入し、土づくりを始める。中央に盛られているものはがれきである。

そして季節ごとに植物を植え付けていくと、このような具合。右横からの撮影。

Photo_2
この庭の作成指針としては、

年中花を絶やさないこと(季節感)、宿根草、球根を多くすること(管理の手間を省く)、ハーブを植えること(実生活への利用)、そして背の高い種類を活用すること(立体化)。

ハーブは、少量でも十分活用できるので、狭い庭にはお勧めである。ご近所に調理用としてお配りすることもできる。

この場所の季節の花を挙げてみると、

冬:日本水仙

春:原種チューリップ

初夏:早咲きグラジオラス、スィートピー、飛燕草、イキシア

夏:ヒマワリ、ユリ(園芸種2種)

秋:フジバカマ、野菊(磯菊)

その他、ハーブとして ローズマリー、タンジー、シソ、ディル、コリアンダーなど

出窓の下で雨の当たりにくい乾いた部分には、多肉植物も配置した。

スペース全てが、花壇というわけではなく、レンガで囲って砂利を敷いた部分もある。その方が広く感じられると思う。

いちいち毎年種から育てる種類は、宿根草、球根などのレギュラーメンバーではなく、年ごと考えている。今年の初夏は、スィートピーが主役となった。これだけ咲くと芳香もボリュームがある。

それはいいとして、道路にあふれたローズマリーどうする?そろそろ切る?でも、スーパーで買うと高いしとか、つまらないことに悩む。

2015年5月15日 (金)

建売住宅の庭を考える その2 グランドカバー

グランドカバー/Ground Cover、すなわち地表を覆うもの の課題について。

庭の地面を土のままに放置しておくと、草が茫々と生えたり、泥が跳ねたり、履物が汚れるので通常は何らかの対処をする。土が乾いてサラサラしてたりすると、最悪だ。近所のニャンコたちの公衆トイレとなるだろう。

では、何で覆うか?

観点は美観、管理、費用、環境への影響である。

1 コンクリートで覆ってしまう。もちろん、タイルなど張る造作もいい。

この方法は人の出入りが多い場所なら当然の選択だ。一番の問題は、夏の炎暑の照り返しだろう。接施工面積が広いと居住にも影響する。

2 砂利などを敷く。これはよくある選択の一つ。素材は十分考えて選びたい。

僕のお勧めは、砕いた瓦を再利用したものだ。瓦は多孔質なので水分を吸い、時間をかけて蒸発する。だから、地温を下げる効果もある。サクサクとした感触もいい。通常は、明るいレンガ色のものが出回っている。この色のトーンは、わざとらしさがなく自然でいい。

砂利としては、伊勢砂利を特にお勧めしたい。花崗岩が風化したもので、自然な美しさ、質感があり、地面として違和感がない。粒のサイズも選ぶことができる。

3 そして植物、びっしり地表を覆うもの。

正攻法は、芝生とされている。とにかく人に踏まれても平気である。でも、意外に手間がかかる。定期的な芝刈りをしないと見苦しくなる。

次にタフなものは、リュウノヒゲ。の、小型のタイプ(チャボリュウノヒゲ)。原則放置でよいが、最初は一株づつ植える必要がある。地味だが、年中葉を茂らせてくれる。

人が踏み歩くことを想定しないのであれば、フッキソウ(日陰向き)、シバザクラ(日向向き)などがある。

忘れてはならないものは、小型のセダムの種類。乾燥に強いことが特徴で、屋上の緑化にも注目が集まっている。非常に種類も多く、集める楽しみもある。ただし、寒さに弱い種類もある。

個人的なささやかな発見であるが、ヘビイチゴ。乾燥に弱いが、びっしり地表を覆い、黄色い花を咲かせ、赤い実を付けてくれる。下の写真は、花から実の時期へ移り変わる状況。

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問題といえば、名前のイメージが悪いことだ(特に毒があるわけでもない)。野イチゴと考えればいい。ヨーロッパの陶器に野イチゴをあしらったものがよくあるが、このイメージで考えよう。

Potentilla hebiichigo、が学名なので、最初の属名で呼べばかわいくなる。ポティンチィラ、と呼び広めてみたい。

近くの公園で、2株ほど採取したが、2年たったら1㎡に広がった。費用もゼロ。

2015年5月13日 (水)

建売住宅の庭を考える その1 ビジョン

古い民家が取り壊され、新しい建売住宅地へと変貌していく、東京の多摩地区などではこんな民家の新陳代謝が盛んになっている。

一戸建てとはいえ、通常はさらに小さな家々へと分割されていくのが現状だ。当然、庭もずっと狭くなる。

もともと庭に関心がある方なら、それなりのビジョンで活用に取り組むが、そうでない方は小さな庭でも持て余してしまうだろう。

車の好きな方が、車庫をスペースを拡張し、コンクリート張りにする例もある。

とりあえず、芝生にする、砂利を敷く選択もある。

販売促進のため、すでに植木や芝生が備わっている場合も多い。

コンクリート張りは別として、できることなら多くの人に庭そのものを楽しんでもらいたい。と、僕は考えている。それは、集合住宅でもそれなりに可能だ。

「庭時間」って言葉がある。つまり、庭の管理・観賞を楽しむ時間だ。これが楽しいと感じ、広くお伝えしたいからこのブログを始めてみた。

先立つものは、ささやかなビジョンである。どんな小さな庭であっても自然の一部であり、予期せぬ出来事が起きる。だから、試行錯誤を繰り返し、ビジョンは創造的に自分の庭になる。これが楽しい。

手間暇をどこまでかけるか、何にこだわるかそれはその人次第。やりだしたらきりがないが、手抜きをするのも創造的アイデアである。

最も簡略な例をビジョンしてみた。

すでにただの芝生があったとして、市販のヒマワリの種を播く。どこにどれだけどの種類を使うか?これだけでも、世界に一つの自分の庭となる。

双葉が育ち大きな花を咲かせ、花粉を蜜を目当てに昆虫が訪れ、この昆虫を捕食する昆虫もこの”世界=ビオトープ”の住人となる。

種が実れば、小鳥たちもやってくる。ヒマワリだってずいぶんドラマチックである。

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