初夏のドロセラ(ドロセラ=モウセンゴケの仲間)
今年のドロセラたちの調子は悪くない。なので、少し書いてみたい。
なんたって、英語で「sundew=太陽の露」なのだから。 ドロセラを見るなら、晴れた日の朝がいい。
今年はなんとか、ナガバノモウセンゴケの花を咲かせることができた。採種して、次の世代につなげたい。
これは、イシモチソウ。下の方にコモウセンゴケが少し写っている。
イシモチソウは、ドロセラの日本の自生種では、唯一球根性である。毎年芽をだしてくれるが、枯れる、つまりこの場合休眠のことであるが、これも早い。3月に芽を出して、6月の始めには休眠してしまう。1年の内、四分の三寝ているわけだ。
花を咲かせるものの、種が実る前に枯れる、こんな不自然なサイクルが数年続いている。管理上何が欠けているのか、思いつかない。
小さい!が、かわいいと表現可能な、コモウセンゴケの花。
西南諸島産では、白色もある。気にはしていたのだが、うちでは、このタイプを絶やしてしまったようだ。
では、どんな具合に管理しているのかといえば、このような具合。
気温が高くなってきたので、明るい木陰に置いている。
真夏になったら、下の睡蓮バチの中に入れる。こちらの方が腰水の水温上昇を抑えられるからである。
« 早春の植物管理メモ | トップページ | 妖精ケンムンを庭に置く »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント