2024年2月14日 (水)

季節の花 2月 スノードロップ

”雪の雫”とは、なんとも詩心が湧くようなネーミング。

Snowdrop

それにしても、小さい。おまけにうつむきで花を咲かせる。まあ、春の訪れはささやかに始まると考えればよいのか。

雪の中から芽を出して咲いている写真ならもっとそれらしかったろう。

育てる上で地植えが最適なのだろうけれど、あまりに目立たないので鉢植えで栽培することにした。

本格的な春を迎えるとだんだんと葉を枯らして休眠期を入っていく。

そのまま来年を春を迎えさせてやれば手間が少なくてすむだろう。

 

2024年2月 4日 (日)

季節の花1月  日本水仙 

一年中花の絶えない庭、を手軽に実現するとしたら、をテーマに12月分書いてみよう。

手始めに日本水仙。

Web

この花はとにかく早く咲く。12月の終わりには咲き出す。派手な花ではないが、香りがすがすがしく新年を迎える切り花としてもお勧めしたい。

毎年咲き、特に世話もなく良く増える。そこそこに日当たりがよく、じめじめした場所でなければ、問題ない。

あえて気を付けることがあるとすれば、花が終わったあとどっと葉を伸ばす特徴がある。うっとうしいが、これは次の年の養分を摂取しているわけであるから枯れるまで、あるいはほぼ役目を終え黄色味を帯びる時期までほっておくことが望ましい点か。

うんちくを述べるとすると、

日本と名がついているものの、原産地など素性の分からない植物である。どこからともなく導入されいつの間にか和風の位置を得た花だ。

梅と合わせて床の間に飾っても似合う清楚な花である。

 

2023年6月 7日 (水)

野薔薇のこと

今年も野薔薇が良く咲いた。一気に咲いて一気に散る。桜のようだ。

特に植えたわけでなく、勝手に生えたものだ。元は、小鳥の糞に種が入っていたものだろう。

地元にある野生種、つまり風土に即した植物なので、わざわざ育てる手間もない。育たぬ理由もない。

難といえば、爆発的に拡大するので剪定で抑え込むことに手間がいることだ。

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花もあれば、実もある。秋に生った実を集めてみた。こういうのを珊瑚色と呼ぶのでは?

ずいぶん安上がりだ。

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ところで野薔薇と幕末のエピソード。

ざっとこんな話だったそうだ。

幕末に英国大使館に相当する建物を建てる計画があった。そこがいかにも英国なのだが(日本だったら桜であろう)、薔薇を植えたいと計画したそうだ。といっても、ヨーロッパからいかにもイメージどおりの薔薇ってものを簡単に運ぶわけにもいかず、とりあえず日本の野薔薇で代用しようとした。

しかし、例によって攘夷派テロリストが、そのテロ活動の一環として当該建設中の建物を燃やしてしまった、、、。

これは、外交官、アーネスト・サトウの残した記録にある話。

 

 

2023年4月13日 (木)

ウクライナ色のアイリスについて

数年前に植えた球根が少しずつ増え、花数も増えている。

地植えで水やりはほぼ不要、肥料をたまに与える程度の手間で済んでいる。

種類は球根性アイリスで品種はミスサイゴン。

Ires  

咲いてみて気づいたのだが、この品種はウクライナ色、黄色と青だった。

”スラーバウクライニー”、廃墟の大地が花咲く大地になりますように。

2020年4月26日 (日)

妖精ケンムンを庭に置く

奄美大島の観光施設、「馬車山村」。この施設の陶芸教室で子どもが作ったオブジェがある。

題材は、奄美大島の妖精「ケンムン」たち。

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部屋の中に置くより、庭の一角の置いた方がずっとそれらしく見える。

妖精たちの上に咲く白い花はイベリス。

向こうにあるぼんやりとしたモサモサはイワヒバである。

今どき、奄美の観光業界はさぞかし大変なことだろう。

コロナ禍の早期収束と、当地の観光業の再興を願っている。

 

2019年6月12日 (水)

初夏のドロセラ(ドロセラ=モウセンゴケの仲間)

今年のドロセラたちの調子は悪くない。なので、少し書いてみたい。

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なんたって、英語で「sundew=太陽の露」なのだから。 ドロセラを見るなら、晴れた日の朝がいい。

今年はなんとか、ナガバノモウセンゴケの花を咲かせることができた。採種して、次の世代につなげたい。

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これは、イシモチソウ。下の方にコモウセンゴケが少し写っている。

イシモチソウは、ドロセラの日本の自生種では、唯一球根性である。毎年芽をだしてくれるが、枯れる、つまりこの場合休眠のことであるが、これも早い。3月に芽を出して、6月の始めには休眠してしまう。1年の内、四分の三寝ているわけだ。

花を咲かせるものの、種が実る前に枯れる、こんな不自然なサイクルが数年続いている。管理上何が欠けているのか、思いつかない。

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小さい!が、かわいいと表現可能な、コモウセンゴケの花。

西南諸島産では、白色もある。気にはしていたのだが、うちでは、このタイプを絶やしてしまったようだ。

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では、どんな具合に管理しているのかといえば、このような具合。

気温が高くなってきたので、明るい木陰に置いている。

真夏になったら、下の睡蓮バチの中に入れる。こちらの方が腰水の水温上昇を抑えられるからである。

2019年2月20日 (水)

早春の植物管理メモ

スノードロップが咲き終わり、早咲きクロッカスが咲きだした。
いきなり春めいてくると、衣替えを考える。さすがにもういいだろう、、と真冬物をクリーニングに出したり、タンスに仕舞うと、季節外れの寒波襲来とか、、。ある。少し後悔したり、我慢でやり過ごしたりすることになる。
植物管理的には、夜間、気温が氷点下に下がりうるかどうか、ここが注目点だ。このポイントで枯れる、傷む種類も多い。具体的には、鉢植を屋外に出す、温室のビニールを撤収するなどのタイミングを考慮することになる。このため、天気予報のチェックが欠かせない。
慎重に対処するならば、桜の開花時期は大いに参考になると思う。かなりの寒がり植物もこの指標なら大丈夫だから。
ところで、寒さ対策について、最近やっと気づいたことがある。
冬の訪れが当然の温帯の野生植物であっても、意外と寒さ、凍結に弱かったりするものがあることだ。
特に、林床、湿地の植物など。
湿地の植物、うちでいえば、サギソウ他、サラセニア、モウセンゴケ、ハエトリソウの類が該当する。
思うのだけれど、湿地はいつも微妙に地下水が湧いてるので、真冬でもガチガチに凍り付くことはないのだろう。又、地域によっては厚い雪の下になったりしている。寒冷地だからこそ、寒風にさらされることなく、低温ながらも安定した環境にあるわけだ。
同様に、雪国の林床植物も、雪の積もった落ち葉の下で冬を越している。
このイメージはご参考になると思う。

2018年7月13日 (金)

ユリの品種を集める

庭のユリがピークを迎えた。この場所では少しずつ種類を増やし、これから咲くもの、花期が終わったものも含めると6種のユリが咲くようにしている。

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いわゆるオリエンタルハイブリットが中心であるが、この種類のユリは見ごたえがあり、また栽培しやすいのでお勧めである。この点、日本の原種ユリは、気難しい。

原則、植えっぱなしなので手間が少ない。ただし、事前に、念入りに深く耕して水はけのよい肥えた土壌を作っておくことが必要である。
また、植える場所にも注意したい。朝日がよく当たり、しかし西日が当たらないこと、根本が熱くならないよう、より背の低い植物と混成させることがコツである。
下の写真は、窓辺から見たもの(日にちは遡る)。
背の高い植物の場合、窓辺のすぐ前に置くことで、身近に花を観賞することができる。ユリならばその芳香も。

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2018年6月19日 (火)

ジュラシックパーク観察

家の庭のカナヘビである。トゲっぽい皮膚の形状、すっくと前足を上げた姿が精悍?目の下の模様がおしゃれだ。ぺったりして、ヌルヌル感のある「トカゲ」より、恐竜っぽいと思う。
今、梅雨の晴れ間に日光浴をしている。
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この子の特徴は、尻尾が再生途中であること。完全再生まで時間がかかるだろう。これは、猫の襲撃を逃れた証と推測する。他のカナヘビと格闘したり、追い駆けあったりすることもあったりする。

この子は時折姿を見せるが、他のカナヘビと格闘したり、追い駆けあったりすることもある。
なぜ、「この子」?個体を特定できるか?それは、尻尾が再生途中であるからだ。完全に再生するまで、時間を要するだろう。猫の襲撃を逃れたと推測する。

2018年5月 7日 (月)

雪解けの水が流れ、遅い春が来た、、とか

このタイトルは虚偽の表示である。なぜなら、いつもの家の庭だから。
後ろの岸壁みたいなものは、、高さ30㎝のロックガーデンの一部である。
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カワヤナギ、この花は確かに春先のものではある。
水辺の樹だから、少しばかりの旅情もある。
アイルランドの伝承歌、サリーズガーデン、このサリーとは、人の名前ではなく、この類の柳のことだ。
細くしなやかな枝をもつので、古くはこの枝を加工し容器などを作った。この民具の文化は、アイルランドにも、日本にもある。

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